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11/24 セリエA キエーヴォ対エンポリ(ヴェローナ) 
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 本当はこの日にミラノダービー観戦のつもりだったのですが、試合が土曜夜(11/23)になってしまったため再びキエーヴォの試合を見に行ってきました。

 ヴェローナ・ポルタ・ヌオヴァ駅まではミラノから列車で1時間半。ヴェローナ到着前に左の窓を見ているとスタジアムが見えます。
 キエーヴォとエラス・ヴェローナのホーム、スタディオ・マルクアントニオ・ベンティゴーディへは駅前のバスターミナルからバスで5分。切符は駅構内のタバッキで購入できます。歩いてもたぶん15分ぐらいだと思います。
 
 スタジアム前にはグッズやパニーニなどを売る屋台が出ていました。パニーニは大きな鉄板の上で野菜や肉をその場で焼いたのを挟んでくれ、熱々で美味しかったです。あと子豚の丸焼きなんてものもありました。
 
 チケット売場は座席の種類別に分かれていて、Poltrone Numerate Ridotti(バックスタンド3階席ホーム寄り)のブロック6の席を37Euroで購入しました。その時にキエーヴォのパンフレットをもらったのですが、それには先週の試合の結果や、コリーニ、ペロッタ、レグロッターリエがアズーリに選出されたというニュースなどが載っていました。

 チケットを購入してゲートに向かう時に、キエーヴォのマフラーをしたおじさんに「今日はナカータは出ないぞ」とからかわれました。
 いやマラッツィーナとビアホフが好きなんで、キエーヴォを見に来たんだと言うと、おじさんは先を歩いていた友人に「おーい、この日本人マラッツィーナが好きだそうだ」と大声で呼び止め、そしておじさん達は嬉しそうに「フォルツァ、キエーヴォ!」と言いながら握手を求めてきました。

 クルヴァ席に向かうおじさん達と分かれてゲートへ。チケットを見るだけで荷物検査もボディチェックもありませんでした。マッチデー・プログラムは座席へと向かう階段の所で配っていました。
 中には常設の売店らしきものは見あたらず、通路にスナック菓子を売るワゴンが出ているだけでした。あと座席の間をチョコレートとジュースを売り歩いている売り子のおじさんがいました。

 スタジアムは陸上兼用型で、全ての席の上に屋根があります。座席の間隔が狭く、両隣に人が座るとかなり窮屈でした。4万人収容ですが、観客は1万5千人ほど。家族連れの姿が多かったです。ユニフォーム姿は見かけず、マフラーをしていたり、旗を振っている人が多かったです。
 キエーヴォ、エンポリ両クルヴァ席からは時々ドーンという爆竹の音が聞こえてきました。また試合開始時には両チームとも発煙筒を焚いたので、しばらくあたりが煙っていました。

 試合の方ですが、キエーヴォはコリーニ、ペロッタ、ルパテッリといったレギュラーが出場せず大丈夫かと心配したのですが、試合開始から絶好調で、エンポリにほとんど攻撃のチャンスを作らせませんでした。
 この1〜2週間ずっと雨続きで、この日も午前中はずっと雨。午後からも小雨がたまにぱらぱらと降ってくる天気だったため、ピッチ状態は最悪で、両チームの選手ともよく滑って転んでいました。
 キエーヴォが何度かカウンターを仕掛け、そしてマラッツィーナがゴール。

 後半はじまって十数分頃、アンディションが2枚目のイエローをもらって退場し、キエーヴォは10人に。人数が減った分エンポリにひやっとさせられる回数は増えましたが、キエーヴォの攻撃の勢いは止まらず。
 後半30分ごろビアホフが交代で入りました。その時観客の子供達から「オリー!、オリー!」というかけ声がかかっていました(しかし入った時間が遅かったこともあって、あんまり活躍はしませんでした)。
 試合はこのまま1:0で終了。終了後しばらくの間、数人の子供達が大きなキエーヴォの旗を振っていました。

 夜8時頃ミラノ中央駅に戻ってくると、パルマのユニフォームやマフラーを身につけた日本人が十数人ほどうろうろしていました。パルマ〜ミラノ間は列車で1時間強なので、パルマ対ローマを観戦してきた人達が帰ってきたのとちょうど時間がかち合ったようです。キエーヴォもパルマもマフラーの色が黄青なので、売店の人に「ナカータはどうだった?」と聞かれて回答に困りました。

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